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ちょっとした一言や行動の影響 | ![]() |
患者さんたちは、来院のとき、院内の様子やスタッフの言葉などに神経を尖らせています。 先生やスタッフが何の気なしに発する言葉でも、患者さんからすれば違う受け止め方をされる場合があります。 例えば時間外受診に関することです。 患者さんにとっては、病気は平日の昼間だけに発生する訳ではありませんので、先生を頼って受診します。 しかし先生やスタッフに時間外受診は「迷惑だ!」という感情があれば、それは言葉遣いにでてきます。 「急患センターに行ってください」、「今度来るときは、時間内に来て下さい」、「今日は診察しますけど、特別ですよ」だとか言われていませんか? 言われた患者さんがどう受け止めるかはおわかりだと思います。 別に来てもらわなくてもいいと思われるのなら仕方がありませんが、患者さんを増やしたいと思われるなら、このような対応はマイナスです。 とはいっても医師も生身の人間です。物理的にも無理な場合もあります。 そのときには、まず患者さんの身になって考え、行動することが大事です。 「今診療が出来ない状況です。急患センターに電話を入れておきますから、とりあえず急患センターに行って下さい。明日外来に来て頂ければ、詳しく診察させていただきます。」という対応ならば、マイナスにはならないと思いますが如何でしょうか? 今回まで「患者さんを増やす」というテーマでお話してきました。 増患対策シリーズはここで一度終了という形をとらせていただきます。 今後は不定期にではありますが、皆様の気付きになるような内容を発信していきたいと思っています。 ◆お知らせ◆ 開業ガイド著者、メディカルブレーン株式会社 代表取締役社長 平田二朗が「ジャミック開業予備校2009」で講師を務めさせて頂きます。 2009年2月15日(日)大阪、2009年3月22日(日)東京にて開催されます。 講演テーマは『開業後の集患・増患対策』です。 開業をご検討中の医師の方は、この機会に是非お話を聞きに来られてください。
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