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医療機関の広告宣伝について | ![]() |
医療機関の広告宣伝については様々な規制があります。 広告の内容については、限られた範囲でしか表現できません。 患者さんを増やす手段としての広告の使い方は限定されたものにならざるを得ませんが、それでも工夫の余地があります。 ■まずはイメージとコンセプトを明確に 文章表現が限定されたものになる場合、何を伝えたいのかはっきりさせる必要があります。またそのコンセプトを活かすイメージの形成も大事です。 地域や患者さんに見ていただく広告は、限定されかつ少ない機会です。 文章の中身や表現の仕方、ロゴやマーク等どれも疎かにしてはいけません。 そして一番肝心なのは、患者さんにとって理解できるかどうかです。 広告宣伝もクリニックからの一方通行で終わるなら費用の無駄となります。 ■媒体は慎重に選ぶ クリニックの場合広告宣伝にあまり予算が取れません。 限定された範囲で広告をかける場合の優先順位をお教えします。 まずロゴマーク・デザインはいいものを採用することです。 これは開業されている間ずっとイメージとしてついてまわるからです。 そして媒体の一番目にくるのは、所在地に誘導する看板です。 つぎにクリニック案内パンフレット、それから開院広告、院内コミュニケーション誌等になります。 一般広告よりも患者さんのクチコミを大事にする広告の方が開業医には有効のようです。 ついでですが、先生の名刺や診察券、院内サイン、封筒、印刷物等の目にふれるものは、イメージを統一された方がいいと思います。 次回は、院内のこまごました事々が患者さんにどう受け止められているかをお話します。
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